昨日は臨時議会が開催された。先日の暴風災害に関する支援策がメインの今年度一般会計補正予算案の審議。可決された主な支援策は次の通り。
●災害見舞金(住家が全壊、半壊、全焼、半焼した時に1世帯5万円、非住家の場合は1世帯3万円。ただし、非住家は固定資産課税台帳に登録されていること)
●倒木処理助成(市民税の非課税世帯を対象として、倒木処理の伐採、運搬、処分費用の全額助成)
●家屋修復(住家・非住家の修復に関する費用が10万円以上の工事が対象で工事費の10%助成。上限なし。ただし非住家は固定資産登録台帳に登録されていること)
●農業生産施設復旧補助金(県が行う支援対策に上乗せ)
●農業生産施設復旧支援資金利子補給(県が創設する予定の支援資金の貸付金利の農家負担を軽減)
また、現在行われている支援として
●災害廃棄物処分費用助成(建物の解体や片づけに伴う廃材の処分費用の一部助成)
がある。各支援事業について、まずはお近くの地域局に問い合わせを。丁寧に応対してくれるだろう。
この2年近くで豪雨、大地震、豪雪、暴風とありとあらゆる災害を被った。その際の対応で浮き彫りになった課題は各部署で蓄積されているはずだ。その経験をもとに、災害時に速やかな復旧・復興が為されるためのプロジェクトを各部署横断的に立ち上げる必要性があると思う。