6月定例会が終わっても市議会は動いています。
昨日は林活議連の研修会を行いました。定期的に研修会を開催してきましたが、おそらく今任期最後ということで、テーマはクマを含む有害鳥獣対策に設定しました。
講師は秋田県生活環境部自然保護課の近藤麻美主査。県内メディアではおなじみの方です。
クマが出没する理由は草木が生い茂る「出てこれちゃう環境」、そして「そこに食べるものがあるから」。対策としてはやはりヤブ払いや電気柵といった防除と捕獲を両輪で行うことだそうです。課題は人と予算ですかね。あと、県には近藤さんのような専門職が3名しかいないようで、できれば各地域振興局に配置できれば・・・とも。島根県はやっているそうです。
また、鳥獣対策は道路や河川、農地、空家、地域コミュニティなど幅広い分野での課題解決とつながっている。要は、「秋田をどうしたいか」という視野で考えていくことが必要だと力説されました。ごもっとも。
オール秋田で取り組んでいかなければならない問題です。