昨日の地元紙県南面に21日(日)に告示される大仙市議選を控えての議会リポートが載っていました。
定数24に新人8名を含む28名が立候補予定とのことで、激戦となりそうです。6月末の段階では無風という情報もあったので、ここにきて風雲急を告げたということでしょうか。
さて、この記事に4年間の一般質問など本会議での質問回数について書かれていました。1人当たりの平均を6.38回としたうえで、最多が17回の2名、0回が3名ということでした。記者さんは事実をそのまま書いたと思いますが、読者は多く質問した議員が仕事をしている、一方で0回の議員は全く仕事をしていない、と受け取ってしまうのではないでしょうか。あまりにも一面的な視点だと思います。
もちろん、定例会の中で住民の関心が最も高いのが一般質問を含む本会議です。だから、取り上げたのでしょうが、その他にも例えば横手市議会においては予算決算委員会総括質疑がありますし、各常任委員会・分科会でも質疑はあります。そして、本会議での討論やその他の議会内における各会議においても積極的に発言することが求められます。
「議会リポート」と称して記事にするにならば、そういったこともトータルに勘案して、多面的な視点で書くのが報道機関としてのあるべき姿勢ではないでしょうか。地元紙の記者さんは熱心に議会を取材してくれています。だからこそ、あえて書かせていただきました。
とはいえ、その0回の議員さんがその他の機会にもダンマリだったとしたら本当に残念なことです。