今日の午前は「議会改革に関する特別委員会」に出席。「議会基本条例」と「議会報告会」について議論。
このうち、「議会報告会」についてでは、先進的な取り組みがされている議会の資料が配付された。それは山陽小野田市議会と防府市議会。どちらも山口県である。
両議会の共通したものに「市民懇談会」の実施がある。これは、市内で活動を行う10人以上の市民団体を対象にテーマを設定し、意見交換を行う会である。団体が議会に対して開催を申し込むものであり、“集客”で頭を悩ますこともないし、テーマも絞るので内容も濃いものになる。
また、防府市議会は議会報告会を地域自治連合会(←横手では地区会議にあたる)と共催で行っている。会場設営から進行、後片付けまで市民と一緒に行うものだ。これは一体感が生まれるというメリットがある。
議会報告会というカテゴリの中にも様々な方法、工夫がある。その中のどれがベストなのかはやってみないとわからない。今後は全国の議会の事例を調査研究しながら、横手市議会ができるものは何か?を方向づけし、「まず、やってみる」という積極姿勢が必要になってくるだろう。