新聞の切り抜きから考える

 甲子園はいきなり初日から雨天順延。まあ、台風が来ているから仕方ないが、これで角館初戦のテレビ観戦は絶望的となった。心の中で応援しよう。

ところで、青山家では新聞は地元紙と全国紙の計2紙をとっている。いつの頃からか注目記事を切り抜くのが日課になっているのだが、ここ最近は文化関係や人口減、それに伴う集落維持の記事に目がいく。メディアの中で一番影響力のあるのはテレビだが、ひとつの「課題」に対してじっくりと向き合う機会をつくってくれるのは新聞だと思っている。

 中央集権時代がずっと続いていてほとんどの基礎自治体は国や県のあらゆる支援がないとやっていけない。だから、中央で何を考えているのか、それに対して山王では何をしようとしているのか、そしてそれは本当に地方の現状に、ニーズに合っているのか。読み解いていくのも議員の仕事だと思っている。

 9月に予定されている内閣改造で「地方創生担当」というポスト新設の話が取りざたされている。どなたが担当されるのかはまだわからないが、永田町や霞が関の論理で政策を考えるのだけはやめてほしい。「地方」といっても一括りにはできない。北海道から沖縄まで共通の悩みはもちろんあるが、その地方ならではの課題だってある。着任されたらぜひ、47都道府県をくまなく歩き、実情を把握してほしいと願っている。

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