開会

6月定例会が始まりました。初日の今日は高橋市長の所信説明や、各議案の上程等がありました。本会議での質疑で挙手したのは私を含めた新風の会の3名でした。

私は「横手市市税賦課徴収条例の一部を改正する条例」のところで質問をしました。改正内容の個人市民税の部分に「ふるさと納税制度の見直し」が盛り込まれています。この制度、6月から総務大臣の指定を受けた自治体だけが適用が受けられるということに変更されました。

横手市は昨年11月・12月の寄付に対する返礼割合等が国の基準を満たしておらず、通常の指定期間が短縮されたのですが、その後に基準内に見直しています。今日の市長の所信説明では、この見直しによって寄付金額の減少が予想されるということでした。

私の質問は「では、昨年度と比較してどれくらいの減少を見込んでいるのか?」、「その減少分をカバーするための全庁的な取り組みは?」というものでした。答弁は「昨年度の約7億5千万円に対して今年度は約5億円」、「減少額は今のところ、財政調整基金でカバーする」でした。

単純に考えると、ふるさと納税の見直しによって歳入が約2億5千万円減るというのは深刻な事態です。昨年の12月定例会一般質問で私は自主財源確保の重要性についてお話をしました。ぜひ、早急に対応策を練ってほしいと思います。

来週は本会議(一般質問等)と各常任委員会・分科会。私は次回の9月定例会で一般質問を行う予定でいます。

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