議員間討議のルール

昨日の市議会研修会のお題は「<対話>をベースにした<議員間討議>のあり方」でした。講師の佐藤淳・青森中央学院大准教授は前日から横手市に入っていて、管理職や中堅の市職員、議会事務局職員を対象に講演されたようです。お疲れ様でした。

佐藤先生が強調されたのは、討議は勝ち負けを決めるものではなく、「対話」をすること。それによって、議員間で共通の意味付けが共有され、新しい関係性を構築できるとのことでした。今、横手市議会には25名の議員がいますが、市政課題においてもその認識はそれぞれ微妙に異なります。25通りの考え方がありますし、人間ですからそれが普通です。その違いを受け入れることで前に進んでいかなくてはなりません。

そして、もう一つが議員間討議のルールを定めること。ということで、研修会の後半は4つのグループに分かれて、横手市議会なりのルールをワークショップで考えました。いくつか絞り込まれたのですが、昨日はここまで。今後は議会運営委員会でルール決めを協議していくことになります。

寿松木孝議員もブログで書いていましたが、昨日の研修会は非常に有意義なものであった一方で、悩むべき課題も浮き彫りになったと思います。それは議会内、そして市当局との関係性両面においてです。これもクリアしていきながら、充実した議員間討議を実施できるようにしたいものです。

P.S.一度、市職員の皆さんとワールドカフェをやってみたいですね!

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