南中魂

  市内の各小中学校で入学式が始まっている。今日は母校・横手南中と鳳中の入学式に出席した。

 南中の入学式は伊藤孝俊校長の式辞が良かった。「“雨洗風磨”という校訓と“ひとすじの道”という校歌。私はこれを日本一だと思っている。3年間心に刻み、強い南中生になってほしい」。私流に解釈すれば、“南中魂”というべきだろうか。強い心を持った人間は、同時に人に優しくできる心を持ち合わせていると私は思っている。校長先生の言葉を忘れず、充実した中学校生活を歩んでほしい。

   鳳中は最後の入学生を迎えた。この校舎で過ごすのはたった1年だが、大いに活躍して「鳳、ここにあり!」を示してほしいと思う。私の知り合いの卒業生も期待してるよ。

 さて、国土交通省に勤めている同級生から「転勤」のお知らせがきた。自ら希望して被災地である石巻市に赴いたという。そういえば彼の初任地は石巻であった。社会人としてスタートを切った地を忘れることなく、「被災地を何とかしたい」と転勤を願い出た彼の想いに敬意を表したい。そして、このような友人を持ったことをうれしく思う。ここにも“南中魂”をもった男がいるのである。

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