日米首脳会談

菅首相が訪米し、日米首脳会談が行われました。バイデン大統領が就任してから、対面で会談する初めての相手に選ばれたということで、アメリカが日本を最も大切なパートナーだと位置付けていることがわかります。一方で、「対中」を外交の最重要課題としている状況だから・・・という見方も。

会談では台湾海峡情勢も議題となり、共同文書に盛り込むことが確認されたそうです。共同文書に「台湾」が明記されるのは52年ぶりということらしく、慎重な日本をアメリカが押し切ったという報道も。アメリカがいかに中国を意識しているのかが垣間見えます。

政権がトランプ氏からバイデン氏に移行し、対中姿勢が軟化するのでは・・・ともいわれていましたが、今のところ強硬姿勢は変わらないようです。中国が国際社会における強大な力を持つことに脅威を感じているということでしょう。

香港、新疆ウィグル自治区、ミャンマー軍事政権に対するやり方や姿勢を危惧する立場としては日米や周辺国が対中戦略において一致して向かっていってほしいと思いますが、一方で経済面を考えると日本の企業にとって中国の市場は魅力的なことも確かですので、硬軟織り交ぜた対応が求められるところです。難しいですね、外交は。

 

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