最近、市民の皆さんとの間で最も話題に上がるのは新型コロナのワクチン接種ですが、その次に多いのは公共温泉施設問題です。昨日、6月定例会が開会しました。高橋市長が所信説明の中で温泉施設について以下のように触れられました。
「公共温泉施設に関する施策については、今後も民間譲渡の手続きを進める方向で協議しておりましたが、これまで地域の皆様や議会の皆様より頂戴いたしましたご意見、ご指摘を重く受け止め、個々の施設の位置付けや方向性案等について改めて検討することといたしました。」
タイトルには?をつけましたが、市長の言葉を素直に解釈すれば、これは政策転換です。民間譲渡するという方針を白紙に戻したと私は受け止めました。政策転換は何ら恥ずべき事ではありません。地元住民や利用者の方々とも徹底的に温泉施設の“在り方”について話し合い、方向性を見出していってほしいと思います。それが「住民主体の市政」です。注視させていただきます。