思うところがあり、秋田ふるさと村近くにある県南備蓄倉庫を見に行った。平成10年完成、鉄骨平屋建で面積は約800㎡。管理は県だが、土地は横手市のものである。
名前のとおり、災害時には雄平仙地域に支援物資を供給する機能なのだが、昨年の東日本大震災のような広域災害の場合は被災地に送る役割もある。
ここに現在、毛布や紙おむつ、飲料水等3日間で4200人分の物資が保管されている。東日本大震災前にはなかった食料品もあの教訓を生かして副食やパン缶が置かれるようになったという。
備蓄倉庫があるのは知っているが、中は見たことがない。そんな方々は多いだろう。百聞は一見に如かず。県や市に連絡して見学することをおすすめする。