林活議連の視察研修

今日は今年度2回目の林活議員連盟研修会を行いました。公用バスで秋田市河辺の秋田県林業研究研修センターを視察。国際教養大学、県立中央公園運動場のそばにあります。参加議員は10名でした。

まずはセンターの概要と秋田林業大学校についての説明を受けました。センターは昭和23年に秋田県木材工業指導所として大館市に設置されたのが始まりで、平成2年に秋田市雄和から現在地に移転されました。現在の名称になったのは平成26年です。

基本方針として①持続可能な森林経営の実現に向けた技術の開発②自然環境と社会基盤を支える森林の保全と管理に向けた技術の開発③多様なニーズに応える材木品種の開発と普及④多様なニーズに対応できるきのこの新生産技術の開発⑤林業のトップランナーを目指す担い手の確保・育成を掲げています。

⑤の具体的取組が秋田県林業トップランナー養成研修としての林業大学校の開講です。募集定員は18名程度で研修期間は2年。カリキュラムにあるインターンシップ研修のおかげで就職率は100%。就職後5年間の追跡調査でも離職率はほぼゼロという結果を出しているそうです。

説明後の質疑応答は活発でした。参加者の中心は新人・若手議員だったので、“学びたい、知りたい”欲が旺盛です。人材育成についての質問が多かったかな。

施設見学。シミュレーターで高性能林業機械の操作実習ができます。持ち運んで出前講座可能とのことなので、ぜひ横手の中学生にも体験してほしいです。

秋晴れの下、とても有意義な視察研修でした。来年度は座学に加え、先進自治体にも勉強に行きたいと思っています。

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