始まりの第一歩

旧統一教会の被害者を救済するための法案成立をもって昨日、臨時国会が閉会しました。内容を精査すると実効性に疑問が残りますが、一人でも多くの人を救うのが政治家の役割。与野党が協議を重ね、歩み寄ったことは評価に値します。これで終わりではなく始まりの第一歩。今後も、国会で効果的な運用をする環境整備の議論を進めてほしいと思います。

私はプロテスタントですので、いわゆる「霊感商法」が社会問題になった頃から関心を持っていました。大学1年か2年の時にキリスト教学(←必修科目でした)を担当したのは、この問題に熱心に取り組んでいた浅見定雄先生でした。

人が幸せになるために宗教はあります。不安を煽って壺を買わせたり、借金をしてまで献金をさせるのが宗教団体がすることなのか?と素朴に思います。

今回の臨時国会では、事あるごとにいがみ合っていた立憲民主党と日本維新の会がテーマごとに連携しました。救済新法も共同で独自法案を提出してから与野党が動き始めましたので、まさかの“立維共闘”はそれなりに意味があったと思わせるものでした。年明けの通常国会でも協力を継続できるのか、注目です。

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