一般質問初日。4名の議員がそれぞれの持ち味を出しながら市長の見解を質した。
とくに佐藤誠洋議員の質問は勉強になった。企業誘致で雇用を発生させるのではなく、意欲の高い地元企業を育成する「エコノミックガーデニング」という仕組みの採用や市民に対してより透明性・公平性を明らかにするための個別外部監査の実施を提言していた。誠洋さんの質問は昨年、産業経済常任員会で視察した西条市の取り組みもしっかり活かしたものでもあった。
立身万千子議員は「自治基本条例」についての質問。多くの自治体が先行して条例を制定しているが、多治見市は議会で2回継続審議になった挙句、いったん廃案となり、そこから条例づくりが再スタートし、制定にこぎつけた。それだけ、この条例づくりは市民と議会と行政が時間をかけて話し合いながらつくっていかなければダメなんですよ、という話。うん、つくりゃいいってもんじゃないですよね。
今日は佐々木誠議員、寿松木孝議員、堀田賢逸議員、土田百合子議員が登壇。