惜別

今日は午後から小田嶋伝一・元県議の葬儀に参列します。長年にわたって農業をはじめとした地域の振興に情熱を傾けてこられました。

私は市議になる以前から民主党の活動で小田嶋先生に大変お世話になり、先生が政界を引退されてからも折に触れご自宅にお邪魔し、薫陶を受けてきました。

ユネスコ活動などを通じて、平和への強い希求を持ち続けられました。私が先生から横手ユネスコ協会の会長を引き継いだ時には「大変だろうけど、8月15日の平和の鐘を鳴らそう集会だけは続けてほしい」と真剣なまなざしで仰られたことが印象に残っています。

13年前、県議選で落選が確定的になったときに私の横で「さあ、敗北宣言するべ」と潔く立ち上がった先生。長男の契さんが支持者の前で「親父がようやく上台に帰ってきます」とあいさつした瞬間に、なぜか私の目から涙がこぼれたのを今も憶えています。

先生、今年の8月15日も西法寺に集います。空の上で、一緒に平和の鐘を鳴らしてくださいね。

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