不本意解散

佐竹敬久知事が先日の記者会見で、衆院の解散総選挙について「不本意解散」と述べたそうですが、言い得て妙だなあと思わず膝を打ちました。

石破首相、自民党総裁選中は予算委員会を開くなどしてきちんとした議論を行った後に解散するという意向を示していましたが、おそらく周囲の圧力に抗せずに自らが望まぬタイミングでせざるを得ないのかなと。

先週金曜日の所信表明で首相は「政治家の仕事は勇気と真心を持って、真実を語ることだ」との故・渡辺美智雄元副総理の言葉を引用しましたが、ずっと党内で正論を吐き続けていた石破氏が首相になってもこんな感じになってしまいます。ここに自民党という組織の魑魅魍魎さ、限界があるような気がしてなりません。

そして、いわゆる「裏金議員」の公認問題。ここで大鉈を振るうことができるのか。昨日、動きがありましたが早くも正念場です。

P.S.オリックス・バファローズの中嶋聡監督が昨夜のレギュラーシーズン最終戦後に退任を表明しました。現場のトップとして見事な責任の取り方。潔いです。

カテゴリー: 未分類   パーマリンク

コメントは受け付けていません。