衝撃の与党過半数割れでした。昨日投開票の衆院選、自民・公明は合わせて▲64の215議席。そして主要野党は躍進の立民・国民に議席減の維新を合わせて214議席と拮抗する結果となりました。緊張感ある政治環境になったことは意味あるものだと思います。
自民は党支持層を固められず、無党派層にもそっぽを向かれました。選挙戦終盤のいわゆる「2千万円提供」報道が決定打でしたね。公明は石井啓一代表も落選してしまいました。
秋田3区は国民の村岡敏英氏が初の小選挙区勝利で国政復帰。選挙前にいろいろあった自民の御法川信英氏はなんとか比例復活。私が一票投じた立民の小川幾代氏は残念ながら3位でした。今後に期待です。東北6県の小選挙区は立民が宮城と福島をほぼ制圧したこともあって、野党が13勝9敗と勝ち越しました。
れいわ、参政、日本保守の新興勢力が合わせて15議席を獲得しました。これは既存政党への反発に対する受け皿となり得たからです。主要政党がきちんとしなければこの傾向は続く可能性があります。
とりあえずの焦点は国会での首班指名です。それまでに様々な動きが出てくるでしょう。政界再編の足音も聞こえてきたように思います。