昨日は林活議連の視察研修。行先は中国木材㈱能代工場でした。能代進出のニュースが県内で大きく報道されて以来、「稼働が始まったらいつか行ってみたい」と思っていましたので念願が叶いました。ちなみに誤解されれば困るので説明しておくと、中国木材の“中国”はチャイナではありません。本社が広島県呉市にあるので“中国”です。
能代工場は中国木材の国産材工場としては6番目。その敷地は合わせて13万2500坪に及びます。進出の決め手はある程度の広さの土地があったこと、バイオマス発電に必要な工業用水が確保できること、そして官民一体となった誘致であったこと等を挙げられました。
国産材に求められるものは安定供給・安定価格・安定品質の3つの「安定」。これが確立されているので生産業者が中長期の計画を立てられるようになり、雇用や投資につながって結果的に地域経済全体の活性化に寄与できるとのことでした。
雇用については独身寮を整備しているので市外、県外からの新卒者はもとより、Uターンの中途採用もできているそうです。ただ今後の人出不足を見通して、外国人労働者の受け入れも進めていかなければならないという現実的な考えを持っていました。
工場内の見学はそのスケールの大きさに圧倒されました。
参加した9名の議員+議会事務局職員にとって大変有意義な一日でした。
今日は有志議員勉強会。生活環境課の皆さんをお迎えし、空き家対策についてご教授いただきます。