アンドナウの現場時代からお世話になっているサッカー関係者のFさんのご案内で「スタジアムの未来~ドイツ視察を経て~」という視察報告会に行ってみた。会場は秋田市の八橋運動公園球技場会議室。
講師は東北サッカー協会元会長の小幡忠義氏。国を挙げてスポーツの施設環境に取り組んだドイツ。敗戦国として「二度と戦争を起こさない」という考えが根底にある。それは「健全な心」を持つ人づくりに通じ、そして来たるべき高齢化社会に備えるためにスポーツを活用しようという政策の中で老若男女誰もが気軽にスポーツに親しむことができる環境がそこかしこに整えられたのである。
現在、JFLに所属し(まずは)J2昇格を目指すブラウブリッツ秋田の必須条件は実力もさることながらホームスタジアムの施設環境。ただ立派なスタジアムをつくればいいというものではない。そこに県民が集い、あらゆるスポーツを楽しみ、地域の活力となれるような施設でなければならない。日本にも「鹿嶋」というモデルがある。秋田にだってできると思うし、改めてスポーツの大切さに気付かされた一時であった。
P.S.今日の八橋は少年サッカー大会やブラウブリッツ秋田の試合があるので大変な賑わいであった!