議会広報委員会の位置づけ

 昨日の議会広報委員会は「市議会だより」の最終校正の他にある議題を話し合った。それは「議会広報委員会の位置づけ」である。

 実は、議会広報委員会は現在、議会内では常任委員会でも特別委員会でもない、「協議等の場」という位置づけにある。よって、委員会条例ではなく、会議規則でその存在が示されているので予算措置も少ないし、委員数や選出方法、任期等も「先例・申し合わせ事項」の中で取り決めをしている。要するに他委員会と比べて立ち位置が微妙な組織なのだ。ゆえに、議員が議会広報委員会の重要性というものを認識していないだろうな、という場面がしばしば見受けられる。

 しかし、これから「市民により信頼される横手市議会」を目指す上で、議会の広報機能の役割と責任はますます大きくなることは明白(←やらないと時代に取り残される)。であるならば、きちんと独立性と権限をもった常任委員会化を目指そうと思い、それを議題とした。議会広報委員会の常任委員会化は全国の議会での動きが見られ始めており、そういうところは積極的な情報発信をしていくはずだ。

 今の広報委員の皆さんの大半はず~っと広報委員の仕事をしているので(←逆にこういうところが議会内で微妙な立ち位置になっている証し)、仕事の大変さ(負担)の割に報われていないという思いを共有している。だから、様々な議論はあったが結果、「常任委員会化を目指すべき」という結論に達した。

 議会定数が26になったことで常任委員会再編の動きがあり、週明けに議会運営委員会で話し合うので、そこで議会広報委員会についても結論を記した文書を提出し、協議して頂く予定である(私も出席して説明する)。横手市議会の未来のためにいい方向性が示されることを願うばかりである。

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