今日は午後から児童虐待・DV防止講演会でわいわいぷらざへ。講師は「少年犯罪予防委員会」を設立された幸島美智子氏。お隣、岩手県の宮古市出身だそうだ。
まず、最初に少年鑑別所に行く子どもたちのほとんどは家庭内に何らかの問題を抱えており、虐待・DVを受けた経験のある子どもも多数いるというお話をされた。私は少年保護育成員もしているので、これは頭の中に叩き込んでおきたいデータであった。
今日の話の中心は「子育て論」。いかに子どもに対して、愛情を注ぎ、厳しく育てられるか。覚悟はできているかという事。そして、自分の子どもように他人の子どもに対して接してくれる大人がいる地域は強い、とも。そういえば私が小さい頃はそんな大人が当たり前のようにいて叱ってくれたり、世話してくれたりしたものだ。
そういう時代は戻ってこないかもしれない。しかし、より良い地域社会を築くためにいい意味で“ご近所”に注意を払うことのできる大人がいる・・・子どもにとってそんな安心な地域にしていきたいものだなと思った。