秋田県市議会議員研修会

 昨日は年に一度、全県の市議会議員が一堂に会する研修会が秋田市で行われた。講師は山田久志氏。言わずと知れた日本プロ野球界の大物である。私は野球が大好きなので非常に関心があった一方で「政治活動に参考になる話なのだろうか?」という疑問が頭をよぎったのも事実である。ところが・・

 さすがその道で一流を極めた方の話は違う。「人を育てる、つくる」という視点で高校時代からプロ現役時代までのエピソードを交え、「人との出会い」、そして「結果(目標)に至るまでの過程、準備」が大切だという事を教えて頂いた。今後の活動に活かせる素晴らしい講演であった。

 質問コーナーでは小野正伸議員が「横手から甲子園に行く学校が出るためには早くから硬式に慣れる事が必要では?」というグッドな質問。山田氏は花巻東の選手は地元のリトルリーグ出身の子どもたちが大半を占めるという例を出し賛同してくれた。市議会でも同じような考えを持っている方々は少なくないと思う。正伸さん、がんばりましょう!

 研修会終了後は秋田に残って県内若手議員有志で意見交換会(飲み会)。横手からは高橋聖悟議員と新人の奥山豊和議員も参加。杯を傾けながら他議会の動向やそれぞれの考え方を知る機会は貴重だ。写真は二次会会場のトイレにあった震災復興関連のカレンダー。「無理にも無茶にも強くなった」。深く考えさせられる言葉だ。

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