都政を語る資格なし

  「都政を語る資格なし」。医療法人徳洲会グループの公職選挙法違反事件にからんで猪瀬直樹東京都知事が大ピンチに陥っている。昨年の都知事選を前に徳洲会側から5千万円を受け取っていたことが判明したが、それを選挙運動費用報告書に記載していなかったのである。

 度重なる会見で釈明に追われた都知事だったが、「個人的な借入れだった」とする説明はしどろもどろで、いつもの自信満々の姿はどこへやら・・・後出ししてきた借用書も逆に突っ込みどころ満載の代物でますます疑惑が深まってしまった。

 そして、都議会側から出てきたのが冒頭の言葉。相当辛辣で事実上の辞職勧告に聞こえる。自民党と公明党が現在開会中の都議会代表質問での答弁を都知事に求めないという決定をし、実行した。昨日のニュースでその模様を拝見したが、いやはや都知事の何ともいえない顔といったら・・・

 代表質問は一括質問・一括答弁のみ(再質問なし)という方式らしいので答弁を求めても内容は釈明会見と同じになるとの判断。一問一答ができる委員会で都知事の出席を求めるらしい。ここで疑惑が晴れるのか?はたまたさらに泥沼にはまるのか?都知事の明確な答弁はもちろん、都議会の力も問われることになりそうだ。

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