最近、県内の政界では様々な事が起こっているようで・・・何だかなあ、という想いをしている。
まずは県議会。秋田県警の度重なる不祥事の件で、常任委員会ではなく、議事録に残らない協議会を開いて説明させた、という。横手市議会も協議会を開催することはある。それは所管する部署の将来的な方針や課題の説明を受けるというのがほとんど。稀に今回のような話もあるのだが、それはその時点で「不祥事」と確定していたものではなく、相手もあることなので議事録に残さないのは当然のやり方。
そういう意味では、今回はまさに「不祥事」だったわけで、やはりきちんとした常任委員会を開催した方が良かったと思う。さらに、委員(議員)の欠席も目立ったという報道もあった。個々に事情はあって、たまたまそういう方々が重なってしまったと推測するが、イメージは良くない。「人のふりみて我ふり直せ」を再度肝に命じた記事であった。
また、鹿角市議会では飲酒運転で捕まり辞職勧告された市議が議員活動を継続する意思を示していて、何と本会議が空転(延会)したそうだ。議員の出処進退は本人自ら決めることではあるが、「常識」というものがあるだろう。どういうシチュエーションで飲んでしまったかという詳細な部分は不明だが、どんな理由であれ、飲酒運転したことは事実。この事態そのものが市民生活に影響を与えてしまっているので、けじめをつけるべきだ。
そして、にかほ市長。市長選の相手候補が役員を務める会社を入札から外し、会長が「個人的な立場」で応援したという理由で商工会に対する補助金をいったん減額したという報道。こりゃ、大人げないですな。終わったらノーサイドでしょうが。