内閣改造

 菅首相が内閣を改造した。

 新任としては、たちあがれ日本を離党した与謝野氏が経済財政大臣。枝野幹事長代理が官房長官。江田前参議院議長が法務大臣。中野元幹事長が国家公安委員長。あとは留任と横滑りである。

 「増税と財政再建路線が明確になった」との評価が多いが、その通りだと思う。そして、その為の議論は与野党で必要だ。しかし、その前に天下りなどの本当にムダだと思われるものを廃止しなければ、国民の理解は得られないだろう。

 問責された仙谷官房長官と馬淵国土交通大臣が退任し、なんとか通常国会開会の入口にたどりついた。野党の話もよく聞いた上で、23年度の予算を仕上げて頂きたいと思う。

 ただ、八ツ場ダムや沖縄の普天間基地などの問題について、なかなかの調整力を発揮していた馬淵氏の退任は個人的に残念に思う。参議院で問責された直後、深々と一礼した姿が印象に残っている。枝野氏が官房長官になったので、その後任の幹事長代理あたりに就けば適任だと思うのだが・・・

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