秋田県総合防災訓練

 今日は横手市を会場に秋田県総合防災訓練が開催された。赤坂総合公園周辺を中心に市内各地で実施されたのだが、私たち市議会議員には「ご自分の興味がある訓練を自由に参観して下さい」という通知が来た。

 私は横手かまくらFMの特番放送を聴きながら午前9時過ぎに赤坂総合公園駐車場に車を停めて遊歩道を通り、避難所となっている横手南中へ。すでに南中生による避難者受付が始まっており、朝日が丘町内会の皆さんが避難していた。

 救援部隊(自衛隊・警察・消防)の集結・活動訓練をみたいと思い、いったん赤坂総合公園に戻ったのだが、すでに終わっていて、では、と秋田ふるさと村ドーム劇場で行われている支援物資の仕分け作業をみに行ったら、それもほぼ終わり、支援物資を乗せた車がもう出発していた。時間どおりに行ったつもりなんだけどなあ。

 最後は南中にまた行って、佐竹知事、高橋市長、御法川衆議院議員の挨拶を聴いた。赤坂総合公園での後方支援拠点構想をどう訓練の内容に織り込んでいるか?というのが今回の私の参観目的のひとつであった。が、よくわからなかったというのが率直な感想である。訓練があまりに大規模すぎたのであろうか?参観中に行きあった各議員も今回は「・・・」というかんじ。

 同じ、横手市であっても各地域(町内会・自治会単位)で事情が違う。かまくらFMでの特番は市民への啓蒙という点ではgood jobだが、それでも今日の訓練に関わった方々以外は果たして今日、「防災」について考えていたのかどうか。いざという時に住民は、地域は、行政はどうリンクしていくのか?そういう重い課題がまだまだある、と感じた一日だった。

 

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