佐藤誠洋、寿松木孝各議員もブログで言及している県後期高齢者医療広域連合に派遣されていた横手市職員の自殺問題。「パワハラはなかった」という内部調査結果を受けて、市は「第三者委員会による再調査」を求めていたのだが、広域連合長の穂積志・秋田市長は先日の連合議員全員協議会で「再調査の必要なし」との認識を示した。
高橋市長以外の他自治体からも再調査を求める意見が相次いだにも関わらず・・・である。到底納得できない。高橋市長は「あまりにも不誠実」というコメントを出したが全くその通り。ひとりの大切な命を奪ったその真相を、事実を知るのに身内の調査だけでは片手落ちではないか。市は引き続き再調査を求めていく考えだが、個人的には市議会としても何らかの行動を起こす必要性を感じている。
さて、9月定例会が明日から再開される。明日は会派代表質問だが、質問通告の中に「防災センターアリーナ構想」、「JR北上線利用促進」を入れたさきがけ(塩田勉議員)の質問に注目してみようと思う。
防災センターアリーナというのは、いわゆる災害時の後方支援拠点構想における体育館(アリーナ)。平時はスポーツや文化の大イベント拠点として、そして災害時は救援部隊や支援物資仕分け等の拠点となり得るべく、赤坂総合公園に建設するという構想。
市議会では最初に播磨博一議員が一般質問でとりあげ、次に私も追随した。市当局もその構想を理解し、五十嵐市長時代から積極的に国・県に働きかけていて、その方針は高橋市長になっても受け継がれている。先日の県総合防災訓練を踏まえて、その構想が今どこまで進んでいるのか?見通しは?必聴である。
そして利用者減少に悩むJR北上線。青山家の庭は北上線の線路に面していて、幼い頃は汽車が通るたびに「お~い!」と手を振っていたものだ。が、今は1両か2両しかないので手など振る前に通過していってしまう・・・。
5月に政務調査で那須塩原市に行ったときに久しぶりに往復で北上線を使ったのだが、山内地域からお隣・岩手県の西和賀高校に通う生徒がいるのがわかったりしてその必要性を強く感じた。なにより車窓からの風景がキレイだし。
私は東京に行くのになんで一度北へ上ってから向かわなけばいけないのか・・・という違和感をちょっぴり持っている。「こまち」のパックはあっても北上線→東北新幹線のパックをJRさんが用意していないから(←だから今月の東京かまくら会総会もこまち利用になる・・・)、こうなるのだが、本当に存続したいのであればパックも検討すべきだろう。JRさんの本気度はどこまであるのかな?市長がそれをどこまで認識しているのか、答弁はあるか?
今日は夕方から登庁。「清新」次号打ち合わせと「全国若手市議会議員の会・東北ブロック」事務引き継ぎを兼ねて奥山豊和議員、後藤健・大仙市議と会食の予定。