中山副大臣の涙

 朝から気分が悪い。イスラム過激派組織「イスラム国」が拘束していたヨルダン人操縦士を殺害する映像が流れた。残虐、非道ぶりは度を越している。ヨルダン国民の怒りを増長させたのは、後藤健二さんと死刑囚の交換条件で揺さぶっていながら、すでに1ヶ月も前に殺害していた、ということだ。血も涙もない集団である。

 ヨルダンの日本大使館前で湯川遥菜さんと後藤さんの死を悼み、多くのヨルダン国民が集まった。現地で事件解決に向けて指揮をとっていた中山泰秀・外務副大臣が涙を流して謝意を述べた。ヨルダンの人々の「心に寄り添う」姿をみて、堪えきれなかったのだろう。そして、同胞を救えなかった無念さも伝わってきた。こんな辛いことはもう、たくさんだ。

 今日は飲食業連合会の新年会。“新年会”と称する会はこれで終わりだが、各種会合はまだまだ続く。

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