継続性

 大曲工の初戦の相手は四国チャンピオンの英明(香川)と決まった。春センバツは初出場だが、夏は近年で2回の出場歴がある。たしか能代商(現・能代松陽)とも対戦している(←その時は能代が勝利)。現チームは打撃力が高いとのこと。しっかりと守ることができるかがカギになりそうだ。

 今日は午前中に少しテレビで衆議院の予算委員会の模様をみる時間があった。民主党の大西健介氏は「政治とカネ」で下村文科相を追及。どうやら民主党は下村氏をターゲットに絞ってとことんやる方針のようだ。文科相は苦しい答弁に終始していたが、大西氏も核心を衝く質問ができていないように感じた。引き分け・・・

 その次は党代表&閣僚経験のある前原誠司氏。アベノミクスについての質問だが、「さすが」の一言。経済の知識や筋道論で安倍首相をしどろもどろにさせていた。そして首相が「(前原氏は)民主党政権の時も数字が良かったと言っているが、それは麻生政権時に打った手が実を結んだだけ」とのたまったのに対して、「そんなこと言ったら、いま観光客が増えているのは民主党が中国人の観光ビザの要件を緩和したからでしょう」と切り返していた。

 要するに、政権を担当していた(いる)政党同士、「前は全然ダメだったのに、ウチが政権とったら良くなった。すごいでしょ」という話はわかりやすいようで、意味がない。政権がどうなろうと、継続性という観点でいえば良い政策は続いているのであって、お互いそれを認め合いながら議論をしていってほしいと思う。

 市政に目を転じてみる。是非はともかく、表に出てこないものも含めて、高橋市長の「色」が出始めているが、まだ五十嵐市長時代の政策の多くが継続されている。それは行政なのだから当然のことであって批判の対象にはならない。ムリに自分の色を出そうとして否定するのではなく、良い政策は続け、そしてより良いものにしていく。それが首長の役割なのであり、高橋市長はその点をこれからも大事にして市政運営をしていってほしいと思う。

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