厚生常任委員会行政視察その①~高崎市「こども発達支援センターについて」~

 高崎市は「だるま」が有名。JR高崎駅にはいたるところに「だるま」が・・・

 駅構内にはFM「ラジオ高崎」のスタジオが入っていました!

 高崎市役所(議会棟)にて「こども発達支援センター」の研修。生活や学習面で困り感やつまづきを抱える・・・いわゆる発達障害と思われる子どもたちが将来自立し、社会参加するための市直営サポート施設である。直営にしたのは民間委託すると教育委員会との連携に不安があったため、だという。

 平成23年に開所。0~15歳未満の人口、約5万人の高崎市にあって、相談数は年間4000件を超える。センターの現場では保健師、保育士、幼稚園教諭、特別支援クラスを経験した教員、心理士、医師といった専門家が様々な形で関わり、地域の方々とも連携している。

 相談支援、保護者支援、療育支援、人材育成、普及啓発など各種事業を展開しているわけだが、中でも保育所、幼稚園の巡回相談は支援が必要と思われる児童の早期発見につながる効果的な事業だと感じた。

 発達障害への対応はなかなか難しいものがある。直接携わっている方々もさることながら、社会全体でそれを受け入れ、支援する力としくみをつくっていくことが今後、必要になってくるだろう。

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