時間が止まっている町

 昨夜、福島から帰横。実りある3日間の全若行事であった。

 15日は東北ブロックの総会。今年度の活動報告・決算(見込み)、来年度の活動方針・予算案や規約の一部改正案を承認いただいた。難儀をかけている事務局長の奥山豊和議員はじめ、ブロック会員のご協力で一年を終えた。来年度も精力的に活動していきたいと思う。

 16・17日は災害対策部会との合同研修。合間に全国役員会も。研修は座学×3に原発事故の被災地である富岡町を視察した。


 衝撃だった。日本のここだけ、時間が止まっていた。真の復興とは何か?思うところ、感じる部分、考えるものがたくさんあった。しかし、ここでは表現しきれない。問われれば答えます。説明します。伝えます。しかし、私の拙い文章力で見てきたすべてをわかりやすく表現することができない。ご容赦願いたい。




 けれど、ある避難生活者の声だけは紹介したい。

「高校生の子どもを富岡町の家に連れて行きました。傷んでしまった家を見れば帰還を諦めると思ったら、<また来るに決まってるじゃん、ここで生まれたんだし。町が地図から消えるの?>って言うんです」

 涙が、こぼれた。

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