いやはや、東京都議会がまたしても「知事のお金」の問題で注目を集めている。これまでの経緯については連日のように報道で充分承知していると思うので省くが、その問題のほとんどが舛添氏の都知事就任前の参議院議員時代のこととはいえ、都民にとっては納得のいかないものであることは明白である。
私は2年前の都知事選直後のブログで舛添氏勝利の要因は「安定感」であり、一段、一段着実に仕事をしてほしいと書いた。トホホ…である。問題発覚当初かばっていた自民党も世論の厳しい反応で態度を急変させ、今日の都議会最終日での不信任案可決は必至の情勢。舛添さんにしてみれば参院選直前というタイミングが不運だったということか。それがなければ多分、自公に守られたと思う。
焦点は不信任案が上程されるまで、辞任を表明するのか、それとも可決されるまでがんばり続けるのか、そしてまさかの議会解散をするのか。いずれにしろ、リオ五輪がどうとか、4年後の東京五輪に選挙がぶつかるとか、そんなことは問題ではない。舛添さんが都知事の座にいることがもう都政の混乱と停滞を招いているのだから、しっかりとけじめをつけてほしい。それが舛添さんの都知事としての最後の大仕事である。
こちらは今日が一般質問の通告日です。私は昨日、提出済ですので、もう少ししたら当局からのヒアリングで登庁します。