週末は仙台、郡山と友人たちを訪ね、被災見舞い。それぞれの震災直後と今の様子をじっくりと聞いた。かつて、仙台に住んでいた頃によく遊びに行った荒浜もみてきた。海沿いの被災地の惨状はもうあらゆるところで伝聞していると思うので、あえて書かないし、写真も撮らなかった。そんな気持ちになれなかったから。
さて、夜は郡山で一泊した。ここには世の中のあらゆる事柄に対してうならせる考えをもっている友人がいる。
例えば、いつぞやのプロ野球・大阪近鉄バファローズの消滅に端を発した1リーグ騒動。球場で「パリーグの灯りを消すな」と横断幕を掲げる地元ファンに対して「ふだん球場に来ないのに、こんな事態になって慌てて来て横断幕掲げても遅いよ」
さらには衆議院の比例代表並立制について、「有権者が“あんたはダメだ”と判断した人をなんで復活させるんだ?」
一見、厳しく感じるが、冷静に考えてみると「なるほど」と思わせる発言である。で、その友人に今の政治について尋ねてみた。たった一言、「内閣不信任案提出?可決されたら解散総選挙?そんな事やってる暇あるのかよ」
おっしゃる通りです。はい。