反対意見

 今日は委員会の予備日。委員会は昨日の一日で審議を終え、久しぶりに何の予定もない日となったので、日帰り温泉にでも行こうかなと思っていた。

 が、大雨の影響で横手川の濁度が上がり、上内町と大沢の浄水場が取水を停止。よって、横手・大雄地域では断水となるとの情報が入った。写真は午前中に撮った横手川の様子。

 という事で、近隣の町内会長宅などを訪問し、その告知をした(午後5時現在で我が家は断水はしていない)。また、溢水箇所が出る可能性もあるので、自宅にいる事に。これから「市議会だより」や自分の議会報告の原稿を書こうかなと思う。

 さて、昨日の産業経済常任委員会は「鶴ヶ池荘の買い取り」問題が議論の半分以上を占めた。まず、鶴ヶ池荘を訪問し、社長、支配人から現状と今後の経営計画等の説明を受けた。私は今年度の経営計画書から営業計画(戦略)の部分を取り上げ、詳細な説明(←要は売上アップための戦術)を求めたが、充分納得のいく回答はこなかった。

 午後から審議を開始。質疑では、主に鈴木副市長が答弁したが、やはり「買い取った後、本当に経営が成り立つのだろうか」という議会側の疑問や心配が消えることはなかった。

 結果、委員会での採決は見送った(30日に議員全員が出席する一般会計特別委員会で可否を決することとなる)。が、私が反対意見を述べた。以下はその要旨。

 「鶴ヶ池荘は市内の直営、三セクの温泉の中で売上、客数ともにトップであり、横手市民にとって必要な施設。また、地域の雇用の面でも貢献しているという現状を考慮するとなくしてはならないと思う。しかしながら、3億4800万円という血税を投入しなければならないとう事態となった今でも、今後の経営計画について、明確な説明がなされていない。したがって、労使一体となった経営方針と営業姿勢、そして経営陣の責任の所在を9月定例会前までに明らかにされたい。よって、当面の施設存続のための資金繰りを含めた補正予算案の再考を求める」

 市当局に考えて頂きたいのは「なぜ、委員会採決を見送ったのに敢えて反対意見があったのか。それもなぜ、青山豊がしたのか」という事。この意味をよく理解し、30日に臨んで頂きたいと思う。

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