決着

  昨日の6月定例会最終日。焦点の「鶴ヶ池荘宿泊棟買い取り」について、一般会計予算特別委員会の冒頭、五十嵐市長が発言を求め、「経営を安定軌道にのせるための最大限の努力を経営陣に強力に求める」覚悟を示した。

 鶴ヶ池荘に関する発言や答弁は、主に鈴木副市長が担当していたのだが、定例会初日の「所信説明」以来これについて語ることのなかった市長がついに「覚悟」を語った。その発言は重く受け止めななければならない。

 私が産業経済常任委員会で“意見”として求めた「当面の施設存続のための資金繰りを含めた再考」はなされず結局、原案に賛成するか、反対するかの決断を議会は迫られた。私は市長の発言の重みと倒産によって生じる地域経済への悪影響を考え、賛成した。他の議員も思いは同じだったらしく全員が賛成して決着。

 こうして、「鶴ヶ池荘買い取り」問題は一応、幕を閉じたのだが、今後も3億4千万円もの多額の公的資金を投じることの波紋は大きくなるだろう。それだけに当局からはもっと丁寧で、具体性がある説明をしてほしかった。最後の寿松木孝議員の“怒りの賛成討論”が全てを物語っていると思う。

 また、議長の選任が行われ、塩田勉副議長が指名推選によって、選ばれた。それに伴って副議長選挙が行われ、奥山豊議員が24票を獲得し、(鈴木勝雄議員4票 欠席1)当選。私も奥山議員に投票。

 さて、今日は「市議会だより」表紙撮影の仕事で「あやめまつり」が行われている浅舞公園へ。車を停めて、入口に向かっていったら途中に「忠義な猫の碑」という誘導看板が。

 浅舞公園には何度も足を運んでいるのだが、今まで気付かなかった・・・

カテゴリー: 未分類   パーマリンク

コメントは受け付けていません。