6月定例会が開会

 週末のNPBは何と言っても中日・荒木雅博選手の2000本安打達成!が大きなニュースだったが、阪神・岡崎太一捕手の連日の殊勲にも感動した。土曜日は決勝打となるプロ初ホームラン!そして昨日の日曜日は延長11回、粘りに粘って、サヨナラヒット!なかなか出場機会に恵まれなかった13年目の苦労人が報われるのはうれしいことだ。

 今日、6月定例会が開会。専決処分の承認を求める案件が5件あったが、その中で「横手市行政組織条例の一部を改正する条例」は今の「横手市」という組織を端的に表している専決処分であった。今年度から国際交流の分掌事務がまちづくり推進部から総務部に移っている。条例改正はそのために必要なものだが、本来この案件は3月定例会で上程されているはずのもの。それが、事務手続きの遅れという理由で専決処分となった。

 組織は人、そして人が組織である。社会のあらゆる事象は組織がなければ動かない。それほど重要な組織のしくみを動かす手続きをミスしたということを市当局は重く受け止めなければならないはずだ。この案件、説明したのは総務部長。質疑で手を挙げた奥山豊和議員に対して答弁したのも総務部長。そして、謝ったのも総務部長。全てにおいて総務部長。

 確かに担当は総務部である。しかし、これほどのミスに対して本会議という場で発言するのは部長だけでいいのか?思わず私も手を挙げた。「部長のその上の方々は何をチェックしていたのか?責任者は誰なのか?なぜ、上の方々はこの場で発言しないのか?」。私は残念でならない。特別職の「責任」というものに対する軽さが残念でならない。私が挙手する前に豊和君の質疑の中で副市長が発言すべきだった。それが責任というものだ。

 ここずっと、議会は横手市という組織の気の緩みを指摘している。その根本原因はどこにあるのか?最高幹部の方々は一度自らを省みるべきだと思う。

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