日本国の首相たる安倍晋三氏が本当にこんなことを言ったのだろうか。
昨日の地元紙より
24日の神戸市の講演で、獣医学部新設を学校法人「加計学園」の他にも全国に広げていく意向を表明した。
まず、この段階で「はあ?」である。
さらに、こう語っている。
日本獣医師会の要望を踏まえて新設を1校に限定した経緯に関し
「中途半端な妥協が、結果として国民的な疑念を招く一因となった」
見苦しいとしか言いようがない。獣医師会は確かに新設には反対だった。だから、新設するならば1校のみ、という条件をつけた。けれども、「広域的に」、「存在しない地域に限り」という文言まで追加しろとまでは言っていない。なぜなら新設が1校であるならば、複数の学校が公募に応じようと、審査したうえで1校にすればいいだけの話だからだ。問題は、準備をしていた京産大をどうして土俵にも上がらせなかったの?ということなのである。
とどめはコレ。
「特区を使った獣医学部設置に関して前向きな検討方針に転換したのは、旧民主党の鳩山政権だ」
(民進党が先の国会に提出した特区制度を凍結する法案に触れ)
「政治主導の改革を訴えていた民進党が抵抗勢力の側に回り、既得権(の勢力)と手を結んだとすれば本当に残念でならない」
民進党は特区制度には反対はしていない。けれども、その制度を使ってあんた(首相)が好きなようにできるようなやり方はまずいだろ!と言っているのに過ぎない。安倍首相の発言は、まさに論点ずらしの言い訳である。
政治に携わっている者ならば、そうでなくとも、この加計学園問題に関心をもってウォッチしている者ならば、事の真相はほぼわかっている。首相が言い訳をすればするほど、彼の存在価値は下がっていくのである。
東京都議選が始まっている。私は二元代表制を否定するかのような小池百合子知事率いる都民ファーストの会には勝ってほしくないと思っている。けれども、都議選は国政にも影響を及ぼすという現実もあるので、こんな体たらくの自民党にも勝ってほしくない。へば、どごよ?・・・そんな有権者はたくさんいるだろう。難しい選択を迫られる選挙である。
今日は公共施設特別委。午後からはいろんな動き。夕方は久々に横手かまくらFM「すぽこん」です。
ある人からこんな写真が送られてきました。
キレイですね。
そんなわけで、今日も一日、がんばりまっしょい。