やはり、冬将軍は甘くありません。想定をはるかに超えて降り積もりました。大雪はまだまだ続くみたいなので不要不急の外出はお控えください。
昨日は臨時議会でした。議場システムの不具合で開会が1時間遅れたこともありましたが、閉会が午後8時半ちょっと前という長丁場でした。朝から駐車場に止めていた車はもちろんかまくら状態でした。
昨日のメインとなった6つの公共温泉施設の民間譲渡関連議案は全て可決しました。私も悩みに悩んだ末に賛成しました。必ずしも行政が運営しなくてもよい「温泉施設」という側面と、けれども地域住民にしっかりと根付いてきた「公共温泉」という側面と様々なものを考慮した上で、ベストではありませんがベターだという結論に達しました。もちろん、事前説明や質疑を通して感じた「???」はたくさんあります。賛成議員も反対議員もいろんな想いを抱えての判断でした。
この関連議案の主な舞台となった産業建設常任委員会はモメにモメました。あわや「採決見送り」になる寸前までいきました。私は厚生常任委員会が終わってから立身万千子議員と傍聴していたのですが、モメた要因は持っている情報を出さない、聞かなければ答えないという市当局の相変わらずの姿勢にあります。これで、虚心坦懐に議論できますか?施設の設備が故障したから修繕費がかかるという話を小出しにして、挙句にいくらかかるかまだ不明だけど1億くらいいくかもなんて・・・一昨日は産業建設の協議会もあったのに・・・
今回の譲渡問題についての道義的責任を取るという高橋市長の給与減額案は反対多数で否決しました。私も反対しました。市長の決断そのものは評価しますし、重く受け止めています。しかしながら、まだ㈱増田町物産流通センターの清算に市民の血税を投入するという議案が今後の定例会に出される予定ですし、ここにきて施設修繕費の補正予算も3月に上程される見込みです。結局のところ、市のお金ってこの問題が終わるまで一体いくらかかるの?というのがわかりません。今ではないという判断をしました。全てが片付いてから改めてけじめをつけていただきたいと切に望みます。