本音は?

 北海道で震度7の地震が発生しました。全道で大きな被害があるようです。台風が去ったと思ったら今度は地震。後世、「平成は災害の時代だった」といわれることになりそうですが、もうこれ以上は・・・との思いです。

 今日の本会議冒頭で高橋市長が台風21号の被害について報告しました。家屋もそうですが特に農産物の被害は深刻で、増田と平鹿を中心にりんご、洋ナシの落下と倒木が多くみられるとのこと。被害金額は概算で5800万円ですが、さらに拡大する見込みです。農家の皆さんに対してはスピード感ある対応が求められます。

 3日間にわたった一般質問が今日終わりました。昨日は土田百合子議員と菅原亀代嗣議員が「小中学校に冷房を設置することについて」というタイムリーなテーマを採り上げられました。伊藤教育長の答弁は主に予算がかかるとの理由で普通教室の設置には慎重な姿勢でした。今夏の猛暑はおそらく特異なものではなく、来年以降も続くような気がしています。子どもの命と安全を守るという行政の使命を考えれば、お金をかけてでも設置すべきだと私は思います。いずれ、しっかりと議会と当局で議論していかなければならない課題だと感じます。

 また、昨日は高橋市長の答弁で違和感を覚えたものがありました。議会に対する提案の仕方について「(議会に)決定事項で出せばご指導され、不確定事項で出せばご指導され、じゃあ我々はどうすればいいのか・・・」という愚痴のような発言でした。これ、まともに受け取れば、「議会は何も言ってくれるな」ということです。議会の役割、存在意義を否定してますよ。前日はあれほど「議会と協議をして・・・」と言ってたじゃないですか。どっちが本音なのかは今後の当局の動きで明らかになると思います。

 さて、昨日の本会議後に新風の会で集まって、先日の会派研修(各地域局廻り)の振り返りを行いました。


 まとめたものは議会基本条例に則った形で当局に回答を求めていく予定にしています。

 今日の本会議後は議会改革推進会議でした。議員間討議の運用の見直しや通年議会の導入について話し合いました。
 来週は各常任委員会・分科会です。

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