大阪都構想

 12月定例会が昨日開会。予想どおり、「空き家対策」の条例と「指定管理者」の指定という2つの議案に対して質問が相次ぎ、終わりは18時頃となった。

 「空き家対策」に関しては、私の所属する総務文教委員会で審議されるので昨日は質問はしなかったが、先輩議員方の質問を聴いていて委員会に向けて論点整理ができた。

 特に隣席の土田百合子議員の「空き家になってからでは遅いケースもある。空き家になることを防ぐための対応も必要だ」という質問は会派視察研修でも学んできたことなので全くその通りだと思った。百合子議員の後ろ席の高橋大議員も「その通りです」と言っていたので、ほとんどの議員が共感できたと思う。

 さて、大阪のダブル選挙は予想どおり、維新の会が圧勝した。「大阪都構想」というのは地方から国を変える、という点において検討に値するものだと思う。

 しかし、議会の中に首長の意のままに操ることのできる会派があって、そのまますんなりといく、そしてダメなら議会を解散して自らの勢力を増やすというやり方は二元代表制にふさわしくないやり方だ。もちろん、行政と議会が一体となって課題解決に取り組んでいく事はこれからもっと必要となってくる。が、それとこれとは別の話だ。橋下氏の志向する「議会内閣制」も個人的には興味のある制度だが、それでも議会を無視した強引なやり方はやめた方がいい。

 「大阪都構想」も「議会内閣制」も橋下氏が最後、この写真の建物の主になるための“ネタ”だったということにならねばいいが・・・

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