正副議長の立候補表明

播磨博一委員長の仕切りで円滑な協議がすすんでいる議会改革推進会議。昨日は今年度の第2回目の会議を行いました。協議事項は「正副議長選挙の立候補表明」と「議会基本条例の検証」。そのうち、「正副議長選挙の立候補表明」について書きます。

現行は選挙の前に非公開の議員懇談会を開き、その場で簡単に理由を述べながら立候補表明をする、というパターンです。いわば当局側や市民の皆さんにはわからない密室での立候補表明がされているわけです。

最近はこの立候補表明を本会議という公開の場で行い、それによって透明性を高めるという議会がちらほらと出てきました。そこで、議会改革推進会議では“公開”ということに対するアンケートを全議員を対象に実施しました。

結果は回答率80%で「賛成」、「どちらかといえば賛成」が90%。さらに、その90%の議員のうち、インターネット等で公開することについても全員が「賛成」、「ちらかといえば賛成」でした。ま、当然といえば当然かもしれません。

昨日は結果を踏まえて、それに関する事項は議会基本条例に明記すべきか?はたまた運用基準等に必要事項を明記すべきか?という議論を行いましたが、正副議長選挙は任期の折り返しで交代するという、いわゆる申し合わせというか、暗黙の了解みたいものがあり(←これ自体も今後の検討が必要かと思います)、明文化するのではなく従来の流れでいうところの「議員懇談会で表明」を「本会議で表明」という形で済むのではないかという結論に落ち着きました。

この議会改革推進会議の方針が認められれば、10月or11月の臨時議会での正副議長選挙から適用される見通しとなり、立候補する議員は公開の場で自らの議会運営方針を述べ、それが当局や市民の皆さんにも伝わるということになります。

ちなみに地方自治法によると、正副議長選挙の候補対象は議会に属する全議員ですので、立候補表明しない議員にも投票することができますし、過去にもそのような例がありました。しかし、これから立候補表明を「公開」という形に変えた場合、そういうことはなくなるような気がします。

明日は長寿の会連合会慶祝大会、横手地区少年保護育成委員会総会。合間に「清新」配付の予定となっています。

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