メイ首相

「愛する国に仕えたのは生涯の光栄でした」。EU離脱を巡って迷走し続けるイギリス。昨日、ついにテリーザ・メイ首相が涙の辞任表明を行いました。

もともとは残留派だったメイ氏。国民の意思を尊重し、火中の栗を拾う形で首相に就任したのは約3年前でした。以来、議会やEUと折衝を重ね、苦心して着地点を探ってきましたが万策尽きたというところでしょうか。しかし、こんな難しい課題に向き合い、懸命にがんばってきた姿勢は称賛されるべき。いつか、後世が評価してくれると思います。本当にお疲れ様でした。

後任には離脱強硬派のボリス・ジョンソン前外相の名前が挙がっています。が、この方は国民投票で散々「離脱」を煽り、その後の首相選びの際に最有力とみられていたのに“逃げちゃった人”なんですよね。あまり信用できません。

下馬評通り、ジョンソン氏が首相に就任すると「合意なき離脱」という国際社会にとって最悪のシナリオが現実味を帯びてきます。どうする?UK!

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