請願の審査

北海道日本ハムファイターズの吉田輝星投手が一昨日の一軍デビュー戦でプロ初勝利を挙げました。

カープの強力打線に対し、ストレートで真っ向勝負。5回1失点は見事です。コンディションは良かったのでしょう、ボールにキレがありました。彼はやはり先発型。立ち上がりに難がありますが確実にクオリティ・スタートができるピッチャーだと思います。

さて、6月定例会は各常任委員会・分科会が終わりました。二日かけて開催された厚生常任委員会は今日、「幼児教育無償化に伴う給食材料費に関する請願」の審査を行いました。

これは、横手市社会福祉協議会保育所経営者協議会が佐藤忠久議員と塩田勉議員を紹介議員として提出したもので、要望は「3歳以上の全家庭の給食材料費を無償化していただきたい」、「それが難しい場合、給食材料費の徴収は市で行ってほしい」の2点でした。

ご承知のとおり、10月に予定されている消費増税に合わせ、幼児教育の無償化が決まっています。しかしながら、給食材料費はその対象から外れることから保育所が給食材料費の徴収を行うことになります。

今回の請願はそういった背景からされたもので、今日は請願者の代表と紹介議員の4名をお招きして説明と質疑応答を行いました。その後、市当局とも議論しました。

請願者がポイントとして挙げた「食育の観点から“給食”を守りたい(自由化、過当競争を防ぎたい)」、「徴収業務の煩雑さ」、「横手市が率先して無償化を行うことによる効果」についてはうなずけるものがありました。

ただ、無償化が難しい場合の給食材料費の徴収はそれが法令上、私債権となるため行政が行うことはかなり厳しいという現実も明らかになりました。私としては「願意は妥当」という想いを強く持ちながらも、ここの部分が引っかかってしまいました。他委員も概ね同じような考えであり、7月に行われる県の説明会を経た上で改めて判断した方が良いとの結論に至り、厚生常任委員会としては「継続審査」とすることとしました。

他の常任委員会では産業建設でゆっぷる、さくら荘、ゆとりおん大雄の直営温泉施設の利用料金を値上げする関係条例改正案が可否同数となり、菅原正志委員長が「否決すべきもの」としたようです。

19日(水)の最終日に各議案の採決が行われます。

 

カテゴリー: 未分類   パーマリンク

コメントは受け付けていません。