「直営」の意味

一昨日夜の地震は久々にビックリしました。横手市は震度4でしたが、かなり揺れたという感じです。市議会ではサイボウズを使って議員個々の安否確認を行いましたが、就寝時間前後ということもあって反応にはバラツキがありました。

それにしても、やはり地震は「突然起こる」という意味で一番怖い災害です。だからこそ、日頃の心構えが重要になってくると思います。まだ余震には警戒が必要です。充分にご注意下さい。

昨日は6月定例会の最終日でした。今回の焦点となった市直営の温泉施設(ゆっぷる、さくら荘、ゆとりおん大雄)の利用料金を値上げする関係条例の改正案は賛成多数(賛成13:反対10:欠席1)で可決ということで、常任委員会の判断が本会議でひっくり返るといういつもの光景が見られました。

値上げする提案理由は「運営コストを圧縮し、民間温泉施設の利用料金との均衡を図るため」だそうです。私は反対しました。反対理由の一つを挙げるとすれば、奥山豊和議員が反対討論で述べたように、条例には「市民の交流や健康増進」を謳いながら利用者数が5%~10%減少するという試算を示したことに違和感を持ったからです。

誰のための施設なのか?多くの市民に使っていただいてナンボではないのか?それが直営でやる意味ではないのか?いろんなモヤモヤが生じました。温泉のヘビーユーザーは何十円単位の値上げにも敏感です。今回は大人の入浴料が最大100円、回数券は最大1000円の値上げです。私としては「お客様離れ」の加速に懸念があります。

ちなみに、この料金値上げの件は定例会初日の高橋市長の所信説明には一切、入っていなかったことも付け加えておきます。

閉会しましたが休む暇はなく、今日は由利本荘市議会がタブレット端末活用の視察で来横されるので、タブレット端末活用推進会議の委員一同で対応します。明後日の横手ユネスコ協会総会の準備もしなきゃ!

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