何があっても、桜は咲くのです。
まさに急転直下。一昨日、政府が緊急事態宣言の地域を全国に拡大し、経済対策として所得制限なしで国民一人あたり10万円を給付することとしました。基準を満たした減収世帯に30万円給付する案は取り下げられます。今回の2つの決定は政局がらみが背景にあるようですが、今は横に置いておきます。
対象地域拡大に伴い、秋田県は緊急事態措置を早急に決めました。市民の皆さんは冷静さを保ちながらも、今以上に慎重な行動をお願いします。そして、市内の小中高も再び休校となりました。児童生徒、保護者、学校関係者の皆さんはいろんな思いを抱えているでしょうが、ご協力をお願いします。私たちとしても、できる限りのフォローを行っていきたいと思います。
一律現金給付ですが、リーマンショック時の「消費喚起」とは目的が違い、今回は「暮らしを守る」ための給付金です。安倍首相が方針転換したこと自体は評価しなければならないと思います。あとは知恵と工夫で迅速な支給!です。
今回の新型コロナウィルスは東日本大震災の原発事故と同様に、「目に見えない敵」です。奇しくも私たちは今、当時の福島県民のような苦悩を抱えて過ごしています。いや、福島の方々は今も・・・です。私もその苦しみを少しでも理解すべく、原発被災地に何度か足を運びましたが、それが現実に起こっていることに驚きを感じています。
P.S.元関脇の豊ノ島が現役を引退し、年寄・井筒を襲名しました。大けがからの執念の関取復帰は見事でした。18年間、お疲れ様でした。