観光地におけるトイレ

 新年度予算の中に公共施設「洋式トイレが増えました」事業というものが盛り込まれている。観光施設や高齢者利用率の高い施設のトイレを3ヶ年計画で洋式化するというもの。実にいい視点だな、と思う。

 観光客(特に女性)は意外とトイレを気にする。男女別なのか?洋式なのか?きれいに掃除されているか?車椅子でも大丈夫か?小さい子どもと一緒に入れるくらい広いのか?等々。トイレによって、その観光地のイメージやリピーター率が左右されるといっても言い過ぎではない。

 先日、佐藤誠洋・産業経済常任委員長の計らいで産業経済常任委員会協議会に出席、策定中の観光振興計画の説明を受けた。ちなみに、私もオブザーバーとしてこの策定に関わっている。その中でこの「観光地のトイレ」の話に言及したところ、策定委員会の若杉清一委員長が反応してくれて、道の駅十文字のトイレは「子ども」の使い勝手を優先に設計したことや、各地の“ただ用を足すだけでない”楽しめるトイレの紹介をしてくれて、興味深かった。

 この「洋式トイレ」事業、主な担当部署は施設を管理している各地域局らしいが、ぜひ観光物産課などと連携し、「観光」の視点も採り入れて進めていってほしい。

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