生意気な口を利けるということ

 3月定例会最終日は昨日のブログで書いたように、まずは「地域づくり相談員」の報酬についての条例改正案が撤回され、それに関連して新年度の一般会計予算案も訂正。その予算案は賛成多数で可決(賛成23・反対3・退席1・欠席1 私は賛成)。491億8千万円という規模で新年度はスタートする。

 そして、議会案としてTPP反対の意見書案とがれきの広域処理における決議案を全会一致で採択した。世論の賛否が分かれているものに対して“横手市議会”としての姿勢を示すこと。これも議会の重要な責務である。

 終了後は市当局幹部の方々も交え懇談会。今年度で退職される4人の方々の挨拶もあった。某部長はその中で「私は1970年に入庁して・・・」とおっしゃられていたが、1970年って・・・私はまだ生まれていない。私がこの世に生を受けていない頃から自治体職員として地域を背負ってこられた方々によくもまあ、今まで生意気な口を利いてきたものだな・・・と思う。

 しかし、これは「議員」だからこそ、できる事である。そして、しなければならない事である。人生の大先輩に生意気な口を利けるという“権利”とその立場の重み。昨夜は酒を飲み、料理を味わい、皆さんと語らいつつ、ずっとその事が頭から離れなかった。そんな夜だった。

 P.S. 写真は本会議休憩中に高橋聖悟議員に撮ってもらった。よく、「おまえのブログなのにお前が写っていない」と言われるもので・・・

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