公有財産の利活用

今日は各常任委員会・分科会の審査日でした。総務文教は市当局提案の議案は全て「可決すべきもの」とし、一括議題とした陳情2件を「不採択とすべきもの」としました。

審査では「財産の無償貸付け及び減額貸付け」について委員全員が発言する活発な議論となりました。内容は、旧金沢中学校を建物は無償で、土地は算定基準の1/2の額で民間企業に3年間貸し付けるというものです。。先に、賃貸借契約を結んでいた別の企業から解除の申し出があったことから新たな利用者を公募し、選定に至ったものです。

各委員からは「安全性の担保」や、「学校の設備基準は緩いため、新たに一般が利用するとなれば予想以上の費用がかかる」、「一事業者単独ではなく、複数が利用できるという考え方」、「賃貸ではなく、譲渡を軸とした方向性が最善」といった質問や意見がありました。

この議案は財産経営推進計画のあり方にもつながる話だったので、委員の皆さんはそれぞれに問題意識を持って発言されたのだと思います。使われなくなった公共施設を積極的に利活用していただくために、安心して使っていただける環境を整備することの重要性を改めて認識することができたのが、私にとっての今日の収穫です。

審査は今日一日で終了しましたが、明日は協議会と所管事務調査があります。

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