議案説明会→行政課題説明会

秋田県内は昨日から暴風雪を伴う大荒れの天気となりました。横手市でも一部地域で停電が発生しましたが、それ以外の被害は今のところ報告されていません。今朝は覚悟して起きましたが、雪はそんなに降らなかったようで3日連続で早朝除雪ナシでした。

今日は午後から全員協議会(議案説明会、行政課題説明会)に出席しました。まず、13日(火)に行われる臨時議会の議案説明会。約8億円の補正予算案が上程されますが、そのほとんどが今回の大雪対応の予算です。

行政課題説明会の案件は4つありましたが、質疑が集中したのはやはり「雪害について」。危機管理課、建設部、農林部からそれぞれ説明がありました。

危機管理監からは自衛隊の活動についても報告がありました。児童の安全を確保するため、「危険」と判断された栄小学校の雪下ろしを完了し、今日から孤立する可能性がある集落の、倒壊が懸念される高齢者世帯の雪下ろしを開始しています。そして、その後の活動は未定です。

自衛隊に関しては、マスコミが一斉に「約5000棟の高齢者世帯を雪下ろし」と報じたために市役所に「ウチも対象になるのか?」、「いつ来てくれるのか?」といった問い合わせが殺到したようです。実はその時点で活動内容の詳細は決定しておらず、当然ながら市はそのような発表はしていません。ですから、対応された市職員も大変だったと思います。そして市民の皆さんも期待した分だけ、ガッカリ感は半端なかったと思います。

私にも複数件の問い合わせがありましたが、報道を鵜呑みにして「対象になると思うので待っていて下さい」と答えてしまいました。結果的に誤った情報を流してしまったことになります。「派遣人員が約100名」に覚えた違和感に、もう少しこだわって慎重に対応すべきだったと反省しています。

それを踏まえて、質疑では国や県もからんでくる有事においての正確な情報発信、共有、管理について今後検証していく必要があると指摘させていただきました。市民の皆さんや、対応にあたっている現場の混乱に拍車がかかるのを避ける意味でも、今一度徹底していただきたいと思います。

高齢者センターに避難所を開設しました。雪の重みで倒壊の危険があるなど不安を感じておられましたら、早めに自主避難をお願いいたします。

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