そのような姿勢では・・・

久々の早朝除雪は予想よりかなり少ない積雪量で助かりました。が、とてつもなく大きな氷塊をツルハシで砕くのに難儀しました。2つあったのですが、1つは途中で面倒になって断念し、放置しました(笑)

昨日は午後から行政課題説明会。全部で10案件というてんこ盛りの内容でした。私はその中から「温泉施設民間譲渡の取組に関する検証について」で気になる部分がありましたので、質問させていただきました。

それは「今後の取り組み」の部分。市当局は着手時期は未定としながらも、あくまで民営化したいという意向のようです。そして、最終的な方向性については「議会や市民の皆様と協議を重ねながら決定する」と明記しています。

しかしながら、「今後の流れ」では来年度に「住民説明会<方向性案が一定程度まとまった段階で、地域住民の皆様への説明会開催>」とも書いています。“協議を重ねながら”という一方で“説明会を開催”。この微妙なニュアンスの違いに引っかかりを覚えました。

そこで、「他自治体では住民主体の考えの下、重要課題に対して住民と白紙から話し合いを重ねて政策決定しているところが増えている。“説明会の開催”というのは“協議”と違うのではないか。表現を改め、白紙から住民と話し合ってほしい」と意見を申し上げました。

担当課長の答弁は一定の理解を示したようなものでしたが、残念だったのがその後の高橋市長の「方向性<案>であって、たたき台がないと住民も何を話し合えばいいかわからない」という趣旨の発言。問題意識を持っている方ならば、たたき台がなくとも話し合えると私は思います。議会報告会・意見交換会を経験したからこそ、そう思います。この発言は完全に「上から目線」です。「住民は何もわかってない」と言っているのと同じです。

以前も書いたかもしれませんが、トップのそうした姿勢が変わらない限り、「協働のまちづくり」はいつまでたっても実現しません。市当局も佐藤淳先生から「対話の重要性」を学んでいるはずなんですが・・・

大森病院関連の新型コロナ感染者が相次いでいますが、感染者やその家族、医療関係者等への誹謗中傷が発生しているようです。市役所に「どこの誰だ?」という問い合わせもあるようです。このブログをご覧になっている方はそんな事はされないと思いますが、「自分が、家族が、親しい人が」感染したら・・・?という立場になって冷静に行動していただくよう、改めてお願いいたします。

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